Deaf Rugby GHANA Project

概要

オーストラリアのデフラグビー幹部より、ガーナからデフラグビーを活発化させたいと要請があったけど、日本が行ったらどうですか?というメールから始まりました。

ガーナデフラグビーの代表者Yaw氏との色々と話し合った上で、アフリカで一人でも多くラグビーを知ってもらうこと、デフラグビーメンバーを増やすこと、そしてアフリカでの聴覚障がい者の環境改善に貢献できればと、当連盟ロゴの「桜」(意味はこちらへ)を背負って Deaf Rugby GHANA Project ~ラグビーを通して聞こえない子どもに困難を乗り越える力を~ を立ち上げました。

クラウドファンディングを通して個人・団体から多大なる協賛を頂きまして、タグラグビーセットを12セット購入し、ガーナの聾学校(聴覚障がい者が通う学校)に贈りました。
※時間の事情で全てを直接贈る事が出来ませんでしたので、ガーナデフラグビー協会に引き継いでもらい、順次に贈ってもらっております。

現地の聴覚障がい者は、補聴器をつけていません。補聴器がかなり高価で購入できないのと、補聴器の販売・修理の店も見当たりませんでした。補聴器がないので、学校を卒業した後の就職先がほとんど無いようです。また、聾学校は裕福ではありませんので、国などから支援が無いと、給食が出ない、良い環境で勉強ができない現状で、色々と考えなければならないと痛感しました。

そういう環境を変えるように動くのは、私たちではなく、現地の聴覚障がい者方々です。

仲間とのコミュニケーションの大切さ、助け合うことの重要性、そして前向きな姿勢を身につけることなどは簡易ではありませんが、スタートラインに立って欲しいと願っています。

ガーナ滞在中に、献身的にサポートしてくださいました、石井 千尋さんはJICA としてガーナに在住し、セントラル州にあるマンコアゼ村で IT を中心に教育されています。
マンコアゼ村の学校が老朽化し、安全で勉強できないことから資金の面で相談があり、石井さんらがクラウドファンディングを挑戦いたしました。
石井さんとのガーナでの絆から、当連盟からも何か支援できればと、理事会で討論の上、学校再建プロジェクトに支援・応援する運びになりました。

子どもたちからのお礼の手紙が届きました。

再建の工事現状はこちらから確認ください。
「ガーナの小さな村の学び舎を再建!子どもたちの夢の足がかりを。」新着情報ページ