【レポート】みんなのラグビー交流祭 in 東京都町田市— 広がるデフラグビーの輪

3月2日、玉川学園記念グラウンドで開催された一般社団法人 RuFL主催の『みんなのラグビー交流祭』にて、デフラグビー体験会を実施しました!


玉川学園の中等部・高等部ラグビー部員を対象に、弊連盟が開発したイヤホンシステムを活用し、『聞こえにくい状況でどのようなコミュニケーションをとるか』を体験していただきました。プログラムでは、お題を伝えるジェスチャーゲームやタッチフット、3対2の練習を実施しました。

※イヤホンシステム
当連盟理事が独自で研究・開発したシステム。
屋外スポーツでも聴覚障がいの疑似体験(声でのコミュニケーションが取りづらい状況を体験)できるように試行を重ね開発しました。現在日本ではデフラグビーでしか体験出来ない画期的なシステムです。 


声が聞こえない状況に体験者は最初こそ戸惑いを見せましたが、時間を経て自然と『どう伝えるか』を考え始め、音声以外の方法で意思を伝えようとする姿が多く見られました!


小林美晴選手 コメント

今回の体験で、「聞こえない状況でどうやってコミュニケーションを取るのか」を考えていただきました。
聞こえない状況で、デフ選手にジェスチャーゲームのお題を一生懸命に伝える選手の姿が印象的でした。
また、玉川学園高等部ラグビー部様とタッチフットを実施しました。コミュニケーションを取るために、自ら視野を広げたり、仲間に「ボールが欲しい」「前に出て欲しい」というアピールをしたりする選手が多く見られました。
体験後に「普段は声を聞いてコミュニケーションを取っているけど、音が聞こえないから自分が視野を広くする必要がある」
「難しかったけど、デフラグビーの楽しさを知れてよかった」と嬉しい言葉をいただきました。

デフラグビー体験会に参加してくださった玉川学園高等部ラグビー部の皆様、玉川学園中等部ラグビー部の皆様ありがとうございました。

一般社団法人RuFL様 ありがとうございました。

【協賛企業】
三機工業株式会社
株式会社ミカレア
大成建設株式会社
清川株式会社
吉岡株式会社
キンググロリー株式会社
株式会社アルマスポーツ
日本アイ・ビー・エム株式会社

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