2025年6月21日に開催されたワールドデフラグビー(WDR)の国際会議において、2026年日本大会の公式ロゴデザインが正式に決定いたしました。
本ロゴは、当連盟 理事長の日野敦博氏が構想を描き、小学館グループの株式会社九段パルス 吉岡亮子様のデザインによって形となったものです。
日本大会の公式ロゴは、WDRのロゴを基調とし、日本の象徴である富士山から日が昇る情景をモチーフに制作されました。私たち聴覚障がい者は音や声が聞こえず、静まった世界・・「凪いだ」ときに水面から美しく見える、逆さ富士も取り入れました。
ロゴにあしらわれた6本の帯には、日本の伝統的な和柄が用いられており、それぞれに深い意味と願いが込められております:
桜:日本の国花に象徴される「精神美」
矢絣:障がいに屈せず真っすぐ進む「成長」
七宝:人と人との良縁を表す「円満」
亀甲:安定と調和を象徴する「幸運」
鱗:災厄を退け、繁栄を願う「自由」
流水柄(逆さ富士の両手部分):どのような困難においても、水のように柔軟に対応して前進する「変化への適応力」
このロゴは、多くの方々の想いや願いを結集し、共に歩む「共生社会」の実現を目指すシンボルとして制作されました。そして、世界中の聴覚障がい者の皆様の環境が少しでも改善されることを願い、心を込めてデザインされております。

Equal through Rugby 〜ラグビーを通しての平等〜
この理念は、今後も決して揺らぐことはありません。
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