南アフリカ遠征 – クワイエット・タイフーン海外強化合宿 2024 #3日目

遠征3日目（8月3日）大会一日目　結果

第一試合目（vs England）15-26
キックオフのボールをイングランドがパスミス。すかさずそこを突いて、BK相場がうまく持ち込み国際試合デビューで初トライ。直後に逆転を食らうも、同じく国際試合デビューとなったBK岡村のトライで再逆転。その後、加点され前半を１０ー２１で折り返し。
後半、粘りの展開の中、ＦＷ福井がパワープレイでトライを獲り１５－２１と詰め寄るも最後に突き放され、１５－２６で敗戦。
練習で積み重ねが活きた善戦だった。

第二試合目（vs Australia）12-21
England戦終了後から25分後に試合開始。
キックオフから連続して相手の反則を誘い、ＦＷ岸野が先制トライ。その後も反則の多いオーストラリアに対し互角に戦うも、自陣マイボールのラインアウトを取られそのままポスト下にトライされて逆転を許して折り返し。
後半も一進一退の展開を見せるが、徐々に体力を奪われ、最後は１２ー２１で敗戦。

第三試合目（vs South Africa）7-40
連戦による疲れや、怪我で司令塔であるＨＢ小林を欠く展開となり、ミスも増え、スコアは離れていったが、点差を感じさせないパフォーマンスを披露。
試合終了直前に、BK岡村が相手のタックルを振りほどいて独走トライを決めて一矢報いた。

今日の結果により、明日はEnglandと対戦が決まった。勝敗によって3位決定戦、決勝戦に進む。

日本初デフ女子選手、小林美晴選手が南アフリカ女子チーム（R10C SELECTS（元々聴者のチームであり、今回の大会で聴覚障害者の混合チームを結成した））としてデフ女子Englandと15人制国際試合に出場。
デフ女子Englandと対戦し、WTB、CTBとして前後半70分間グラウンドに立ち続け、監督やチームメイトから信頼を得られた。

明日も、引き続き女子15人制大会も開催の予定。