南アフリカ遠征 – クワイエット・タイフーン海外強化合宿 2024 #4日目

遠征4日目(8月4日)大会二日目 結果

他チームが選手登録の上限である12人で参加したのに対して、クワイエットタイフーンは9人。遠方から長時間移動での参加も重なり、他チームよりタフな状況での参戦となったことは明らかだった。

第一試合(vs England)0-61
昨日、健闘を見せた相手だったので、好ゲームも期待されたが、開始早々BK岡村のがタッチラインを好走した後は、完全に試合をコントロールされ、完膚なきまでに叩きのめされた形となった。

3位決定戦(vs South Africa)14-43
司令塔であるHB川上、小林の負傷により、シンプルな戦い方を余儀なくされた中、懸命にゴールを目指すも、前半から点差を離されてしまう。
それでも後半、がむしゃらに全員でつないで1トライを返すと、終了前にはパスを継続し、最後には成長著しいBK岡村のトライで今遠征最後の試合を締めくくった。

今回の遠征では、2日間で5試合を戦い抜いたが、これまで重ねてきた練習の成果を、試合結果には結びつけられなかった。
しかし、選手の多くが、能動的にプレーし、国内では得られない貴重な経験を得られたとともに、試合間のブレイクタイムの過ごし方など、チームとしての課題も浮き彫りになった。
今回の経験を生かし、選手個々のレベルアップはもちろんのこと、チームとしての実力強化につなげていかなければ勝利は遠いことを痛感させられた。この遠征が、真の実力をつけるための改革につながる、良いきっかけとなることを期待したい。

また、このツアーに帯同し、デフ・イングランド女子チームと対戦した地元聴者チームに参加した小林美晴選手が後半トライを挙げた。

結果

1試合目 イングランド  VS 日本  0ー61
2試合目 南アフリカ VS 日本  14-43
イングランド(女子) VS  R10C SELECTS(女子) 0ー54

■南アフリカ遠征 特集ページはこちら

遠征を通して多くの経験を得て、3rd World Deaf Rugby 7’sへ向けて準備してまいります。
この海外遠征には、スポーツ振興基金を受けております。

【協賛企業】
三機工業株式会社
株式会社ミカレア
大成建設株式会社
清川株式会社
吉岡株式会社
キンググロリー株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

【助成団体】
スポーツ振興基金 独立行政法人日本スポーツ振興センター

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!