【レポート】千葉市立打瀬中学校にてデフラグビー体験講座を実施しました

11月22日(金)に千葉市立打瀬中学校にてデフラグビーの体験講座を実施しました。

2時間という時間の中で前半は自己紹介と講義を行いました。
最初に、生徒の皆様に前日に学んだ手話と指文字を使って自己紹介をしていただきました。
その後、弊連盟の石川・竹中からそれぞれデフラグビーの体験談等を話しました。

後半は、タグの取り方・ボールの投げ方を簡単に説明したのち、実際にイヤホンシステム(※)を活用して、疑似的に耳が聞こえない状況下でのタグラグビーの試合を体験しました。
1回目の試合は耳が聞こえない状況下、チームのメンバー同士連携が取れない部分が見られましたが、試合終了後にコミュニケーションの取り方などを確認し、2回目の試合では身振り手振りなどそれぞれの方法で自発的にコミュニケーションをとり、上手に連携をとっているチームもありました。

イヤホンシステム
当連盟理事が独自で研究・開発したシステム。
屋外スポーツでも聴覚障がいの疑似体験(声でのコミュニケーションが取りづらい状況を体験)できるように試行を重ね開発しました。現在日本ではデフラグビーでしか体験出来ない画期的なシステムです。

全体的に楽しみつつも、周囲の声が聞き取れない状況の下、チームで動く難しさを体験頂くことができて良かったと思います。この体験をきっかけに聴覚障がい者への理解を深めていただけたら幸いです。
千葉市立打瀬中学校の生徒の皆様、お手伝い頂いた打瀬地区障がい者福祉委員会の皆様ありがとうございました。
今後も、ご一緒する機会がありましたらよろしくお願いいたします。

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