2023年8月26、27日、東京都大田区・東京ガス大森グラウンドにてフィジー遠征に向けて合宿を行いました。
東京ガスラグビー部のご支援を賜りまして心より感謝と御礼を申し上げます。
▼8月26日(土)
練習前に今回の合宿の目的を柴谷ヘッドコーチから話があり、選手間で意思統一を図りました。
現在の筋力を図るためにウエイト室にてベンチプレス、懸垂の測定、フォームチェックを行い、グラウンドに出て、フィットネス測定を行いました。
筋力、フィットネスの結果を先日からデフラグビーにS&Cコーチとして協力していただいている中村S&Cコーチ(当期間中、菅平高原へ天理大学ラグビー部合宿に帯同中)にメールにて結果を共有しました。
各測定後、翌日の試合に向けて、ハンドリング、ギャップにアタックを仕掛ける意識付け、ディフェンス確認、ポジション確認を行いました。
夜のMTGでは、中村S&Cコーチよりオンラインにて「ストレングスとフィットネスの目標設定」について説明を受けました。
続いて「フィジー遠征で何を達成するのか」「そのために何をすべきなのか」で選手間で話し合いました。
実現させることは「勇気を持って、クワイエットタイフーンらしく戦う」こと。
そのためにすべきこととして「個人が遠征までにトレーニングを積み重ねる」ことや、「グランドを離れても、コミュニケーションをとって、練習や戦術について話し合う」ことなどが挙がりました。
▼8月27日(日)
午前中は東京外人クラブと練習試合を2本行いました。
昼食後、午前中の試合を振り返るミーティングを行いました。その後、ウエイト室に移動し、スクワットの測定を実施しました。
午後からはスポットコーチとして、東芝ブレイブルーパス東京に所属し、リオデジャネイロオリンピック(2016年)の7人制日本代表・豊島翔平選手に来ていただきました。
身振りも添えてわかりやすくご指導していただき、デフ選手の皆さんも真剣な眼差しで話を聞き、練習に取り組んでいました。
今回のトレーニング指導を受けた感想をデフ選手に聞きました。
「楽しかったです!今まで重心を意識して練習をしたことなかったので新たな気づきがありました。相手のウィークポイントを突くようランコースを考えたり誘導させる仕掛け方を以前より意識するようになった。」
「方向転換しながら味方の位置を把握することでパスを「繋げる」意識をより強く持てるようになった。また、これまでは持ったらしっかり当たり、できるだけ耐えて接点を作るというイメージを持っていたが、自分から相手をコントロールすることで気持ちに少し余裕が出来たのではと思う。」
そして、豊島翔平選手から手話で応援のメッセージをいただきました!
次回は9月23日、24日、東京都内にて実施します。
引き続き、ご声援の程、よろしくお願いいたします。
合宿開催にあたり、合宿の施設を提供していただくなど多大なるご協力を頂きました東京ガスラグビー部のみなさまには感謝申し上げます。
【協力】
東京ガスラグビー部
東芝ブレイブルーパス東京
【協賛企業】
三機工業 株式会社
吉岡 株式会社
株式会社 ミカレア
まつもとペインクリニック整形外科
キンググロリー 株式会社
株式会社 LIMA HOLDINGS
医療法人清光会 岐阜清流病院
大成建設 株式会社
清川 株式会社