【レポート】10月28-29日 クワイエットタイフーン強化合宿@東京都大田区

2023年10月28、29日、東京都大田区・東京ガス大森グラウンドにて、11月10日から14日に行われるフィジー遠征に向けて最終合宿を行いました。

また、合宿を実施するにあたり、スポーツ振興基金助成、東京ガス株式会社ラグビー部並びに三菱UFJ銀行ラグビーチームのご支援を賜りまして心より感謝と御礼を申し上げます。

▼10月28日(土)

練習前のミーティングで2018年に行われた第1回7人制デフラグビー世界大会で日本代表選手だった鮫島功生レフリーよりレフリージェスチャー、ルールの再確認を行いました。
デフラグビー関係者にレフリーが2名います。順を追って後ほど詳しく説明したいと思います。

ミーティング後、三菱UFJ銀行ラグビーチームと合同練習としてアタックディフェンスの練習を行いました。ラグビーはアタックとディフェンスが刻一刻と切り替わる競技です。ホイッスルの音が聞こえないので、常にボールや仲間、相手、レフリーを目でしっかりと確認してボールを持って攻めたり、突破されないように守ったりする必要があり、その練習を行いました。

練習後、前回講演していただいた栄養士である金子さんご協力のもと「栄養コンテスト」を企画しました!グループに分かれて、夕食を食べに行き前回学んだことを意識できているのかを確かめるための企画です。各チームに個性の出た企画になりました。

優勝したチームは五穀米ご飯を食べられる定食屋を選んだCチームでした。

▼10月29日(日)

午前中に三菱UFJ銀行ラグビーチームと練習試合を行う予定でしたが、あいにくの雨で、グランドが使えず中止になりました。予定を変更し、ウエイトトレーニングとメディカルチェックを行いました。

また、対戦相手になっていただける予定だった三菱UFJ銀行ラグビーチームの皆様より、寄附金を頂戴致しました。遠征に向けて有効活用させていただきました。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。

午後からはグラウンドが使えるようになったので、フィジー遠征に向けて実際の試合の動作の確認を行いました。ディフェンス・アタックともに前日の動きの反省を踏まえた練習ができました。その後チームのサインプレイの確認を行い、最後にクールダウン・ストレッチを行いました。

ここからはデフラグビーにおけるレフリーについてお話しします。

スクラムを組む時にレフリーが「クラウチ」「バインド」「セット」と合図を出します。我々デフラグビーの選手はもちろん声での合図は分かりません。そのため以下のような合図を出します。

レフリーが手のひらを出すと「クラウチ」FWの選手がスクラムの準備を始めます。
手を握りしめてじゃんけんのグーにすると「バインド」両サイドの選手が相手を掴みます。
レフリーがその手を引くと「セット」体をぶつけあいスクラムを作ります。
といったデフラグビー特有のレフリーによるシグナルがあります。

他にも、プレーを止める時にはレフリーが両腕を上げて示すシグナルもあります。
このように、レフリーもホイッスルの音が聞こえないデフ選手に向けたシグナルがあり、デフ選手はそれを見て判断しています。

いよいよ11月10日から14日はフィジー遠征です。ご声援の程、よろしくお願いいたします。

合宿開催にあたり、合宿の施設を提供していただくなど多大なるご協力を頂きました 東京ガスラグビー部のみなさまには感謝申し上げます。

【協力】
東京ガスラグビー部
三菱UFJ銀行ラグビーチーム 

【協賛企業】
三機工業 株式会社
吉岡 株式会社
株式会社 ミカレア
まつもとペインクリニック整形外科
キンググロリー 株式会社
株式会社 LIMA HOLDINGS
医療法人清光会 岐阜清流病院
大成建設 株式会社
清川 株式会社

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