フィジー遠征チームは、11月12日午前、月曜日に対戦する予定のフィジーチーム関係者とともに、ホテル近隣のデフの人々が多く集う教会を訪問。150人ほどで満員になる小さな教会だが、手話を伴ったゴスペルの合唱が行なわれており、日本のデフ選手たちも、両国の通訳者による手話コーラスを真似しながら大いに楽しんだ。
次に、聞こえない子供たちが生活する寄宿舎を訪問。川上選手らによるソーラン節を披露して子供たちとの交流を図った。
午後には試合会場となるアルバートグラウンドで、試合前最後の練習を行い、試合へ向けての最終調整を行った。
夜には、ツアー中お世話になっているノア夫妻を招いての夕食会を開催。日本で働いていた経験のある同氏は、流ちょうな日本手話で選手たちと歓談し、楽しいひとときを過ごした。
今回の試合は、国際試合ではないが、両国国歌も流れる予定で、現地メディアからも注目を受けている。しかし、少々残念な事態に…大型サイクロンがフィジーへ向け進んでおり、時折激しい風雨に見舞われているので、関係者はその推移を見守っている。
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フィジー遠征 – クワイエット・タイフーン海外強化合宿 2023
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